習主席、ポルトガルメディアで署名入り文章を発表

　ポルトガルへの公式訪問を控え、習近平国家主席はポルトガルの新聞『ディアリオ・デ・ノティシアス』で、「時を越えた友情、未来志向のパートナー」と題する署名入り文章を発表しました。

　習主席は文章で、「中国とポルトガルはユーラシア大陸の東西両端で離れているものの、両国人民は悠久かつ強固な友情を持っている。あと2カ月で、両国は国交樹立40周年を迎える。この40年、両国関係は一貫して安定した急成長を遂げ、非凡な道のりを歩んできた。終始互いに信頼し尊重し助け合い、世界中の社会制度、歴史背景、国土面積の異なる国同士の協力モデルになっている」と述べました。

　文章はまた、「いま、中国とポルトガルはそれぞれ発展のカギとなる段階にある。中国はポルトガル側とともに、相互理解と信頼を深め、実務的な協力を拡大させ、両国の全面的戦略パートナーシップを豊かにし、両国関係の更なる美しい未来を切り開いていく」としました。

　さらに、「両国協力の見通しは明るいもので、共同努力によって、新時代に突入した両国関係はより輝かしい未来を迎え、両国人民により多くの福祉をもたらし、人類の運命共同体の構築に大きく貢献するだろう」と期待を寄せました。（Lin、星）