北京
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外交部の主要20カ国・地域(G20)事務特使を務める王小龍・国際経済局長は1日、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで、中国と外国のメディアに対し、習近平国家主席の第13回G20サミットへの出席状況を説明しました。
王特使は「今回のG20サミットは、世界の構図の変化が加速し、保護主義と単独主義が台頭して、世界経済がチャンスとチャレンジの両方に直面している中で開かれた。会議では『首脳宣言』が採択され、国際社会と市場にポジティブなシグナルを発し、国際経済協力における主要フォーラムとしてのG20の協力の勢いを保った」と評価しました。
さらに、王特使は「今年はG20サミット発足から10年目である。G20サミットへの出席が6回目となった習主席は今回、各国首脳による非公開会議とサミットの全3議題の討議に参加し、重要な演説を行った。習主席は世界金融危機以降のG20の協力を総括し、開放と協力を堅持して多国間貿易体制を守ること、パートナー精神を堅持してマクロ政策の協調を強化すること、イノベーションによるけん引を堅持し、経済成長の潜在力を掘り出すこと、広く恩恵を受けられるウィンウィンの協力を堅持し、包容力のあるグローバルな発展を推進することを呼びかけた。また、習主席は、世界経済を推進していくには大勢に沿って経済のルールを把握し、正しい方向を堅持することが重要だと強調した。習主席の発言は世界の発展の大勢と中国の実践に基づいて行われたもので、各国首脳から広く賛同を得た」と述べました。(鵬、星)