北京
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習近平主席が第13回主要20カ国・地域(G20)首脳会合で重要な談話を行ったことを受け、2日付けの「人民日報」は社説を発表し、その意義を高く評価しました。
社説は「歴史的大勢の中でルールを把握して、方向を定めるには、開放と協力、パートナー精神、イノベーション主導、包摂・ウィンウィンを守らなければならない」と指摘しています。また、習主席がG20サミットで「改革開放の堅持と多国間貿易体制の擁護、パートナー精神の貫徹とマクロ政策協調の強化、イノベーション主導と経済成長の原動力の掘り起し、包摂・ウィンウィンの堅持とグローバルで包容力ある発展の促進」という四つの提案は「人類の歴史的大勢を掘り下げて分析し、20カ国・地域が世界経済を正しい軌道に沿って前進していくための提案である」と評しています。
その上で、「月平均で発動した貿易制限的措置の件数が半年前に比べて倍増しており、2018年のグローバル貨物貿易量の伸び率が0.3ポイント下落する恐れがあることにG20メンバー国は留意する必要がある。パートナー精神こそがG20の最も貴重な財産である。どんな困難にぶつかっていても、メンバー国が一致団結して、共に困難を乗り越えるようにしなければならない。習主席からの4つの提案は、開放・融合という歴史的な流れに順応しており、滔々たる歴史の大勢をしっかり把握している。また、G20の責任と使命を明確にし、中国の知恵と胸襟が示されている」としています。
社説はまた、「サミットに出席した数多くの指導者が言及したように、各国が団結を強めて、世界経済が力強く、持続可能かつ均衡的で、包容的に発展していけるよう共に推進していかなければならない」と主張しています。(Yan、星)