北京
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アルゼンチンのブエノスアイレスで現地時間11月30日、習近平国家主席はサウジアラビアのムハンマド皇太子と会談しました。
習主席は席上、「中国側は一貫して、戦略的・長期的な視点から、サウジアラビアとの関係を捉えている。サウジアラビアの安定と発展は、中東湾岸地域の繁栄と進歩を実現するための礎だ」と示しました。その上で、中国側はサウジアラビアが経済の多元化と社会改革を推し進めることを固く支持し、今後も引続き、互いの核心的利益問題について支持し合っていくとし、「双方は『一帯一路』構想とサウジアラビアの『ビジョン2030』との連結を着実に強化することで、各分野における協力を推進していかなければならない」と強調しました。
一方、ムハンマド皇太子は、「中国の発展と『一帯一路』協力を支持する」と示し、「両国の戦略的関係は好調に発展しており、中国はサウジアラビアにとっての第一の貿易パートナーとなっている」として、今後は投資、エネルギーなどの分野における協力のさらなる成果の創出に取り組んでいきたいとの考えを示しました。また、サウジアラビア側は中国の国際事務における立場と主張に賛同しており、その一層の役割発揮を期待しているとしました。(洋、謙)