北京
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スペインのマドリードを訪問中の習近平国家主席は現地時間28日、スペイン議会上下院の議員に向けた演説を行いました。
習主席はその際、「中国とスペインは東西の文化をそれぞれ代表する国であり、両国の友好交流の歴史は長い。今年は中国の改革開放実施40周年だが、スペインの憲法発効40周年の節目でもある」と示しました。
また、習主席は「中国はスペインとハイレベル交流を保ち、両国関係の正しい方向をしっかりと掴んでいきたい。発展理念の交流と戦略のリンクを強化し、『一帯一路』共同建設に取り組んでいくことを望んでいる。両国は人文交流を拡大させ、国際問題の解決において協力を強めるべきだ」とした上で、「スペイン議会に対し、両国の相互信頼と民間交流の促進のための役割発揮を求める。中国はスペイン議会上下院との交流を重視しており、議員たちが両国の友好事業に取り組むことを願っている」と期待を寄せました。
一方で、スペインのエスクデロ上院議長は習主席の訪問に歓迎の意を示した上で、「今日のスペインにとって、中国は最も重要なパートナーとなっており、両国の関係は史上最高の時期を迎えている。スペインは中国との各分野における協力を強め、立法機関の交流を深め、相互理解を増進させることで、両国関係の絶えざる発展を推進していきたい」と表しました。(殷、謙)