北京
PM2.577
23/19
スペインのマドリードを公式訪問中の習近平国家主席は、現地時間の28日午後8時、スペイン国王フェリペ6世が主催する歓迎パーティーに出席しました。
フェリペ6世は、スペインの政府と国民を代表して習主席に歓迎の意を示した上で、「両国の友好の歴史は長く、国交樹立から45年間、互いに尊重し、信頼し合い、共同発展を貫いてきた。現在、両国は多国間主義と自由貿易を同じく支持し、気候変動対応やアフリカの発展への支持などの面でも、似た立場に立っている。習主席の今回の訪問が、両国関係を新たな発展段階に推し進めることを信じている」と述べました。
これに対し、習主席はあいさつで、「スペイン王室は中国人民の古き友人で、両国関係発展のために、重要な貢献をしてきた」と語りました。さらに、「今回の訪問では、フェリペ6世とペドロ・サンチェス首相をはじめとするスペインの指導者らと、両国関係や共に関心を寄せる問題などについて、率直な意見交換を行った。中国はスペインと連携して、新たな歴史のスタートラインに立って、両国関係の美しい未来を作り上げていきたい」と強調しました。
なお、歓迎パーティーはマドリード王宮で行われ、彭麗媛夫人も出席しました。(朱、謙)