北京
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チャイナメディアグループ(中央広播テレビ総台)は、ポルトガルの首都リスボンで現地時間26日、現地のプレス協会と共同で両国のメディア対話会を主催しました。大手メディアの代表が協力の強化や両国関係の発展について意見や提案を出しました。
まもなく始まる習近平国家主席のポルトガル公式訪問は、両国関係において、過去を受け継ぎ未来に向かう意義があると見られています。新しい時代を迎えた今、両国のメディアの協力のあり方が問われています。これについて、中国の人民日報、新華社通信、チャイナメディアグループ、光明日報や、ポルトガルのプレス協会、国営放送、LUSA通信などの主な報道機関やブラジルの関連協会、アンゴラの「アンゴラ新聞」などポルトガル語圏のメディアが、発展の理念や戦略、政策の結びつきの強化、コンテンツや著作権、技術協力の強化を目指す取り組みについて話し合いました。
中国共産党中央委員会宣伝部副部長、中央政策研究室副主任を務める王暁暉氏は、双方のメディアの連携強化について「まず、友好のために民間基盤を固める。次に相手国への報道に力を入れ、国民間の認識や理解を深める。さらに、力を出し合って重要な問題で断固とした姿勢を示す。また、協力を深めてメディアの影響力を強化していく」との見方を示しました。
また、ポルトガル閣僚理事会でメディア政策を担当しているセルヒオ氏は、「両国のメディア提携は大切だ」と述べました。
そして、中国国際放送局の田玉紅副局長は「素材の共有や著作権の交換など、実務的な協力を深めていきたい」と強調しました。(朱 森)