北京
PM2.577
23/19
習近平国家主席は27日、スペインのマドリードにあるサルスエラ宮殿で国王のフェリペ6世と会談しました。
習主席は、「フェリペ6世が美しきスペインに招待してくれたことをうれしく思う。中国とスペインは、2005年に全面的な戦略パートナー関係を確立して以来、関係が絶えず向上し、政治的信頼が強まり、協力分野も拡大し、民間往来が頻繁になっている。両国関係の見通しに大変自信を持っている。今回の訪問を通じて、両国の友情を堅固にし、協力のレベルを引き上げたい」と述べました。
習主席は更に、「中国は、欧州の統合プロセスに期待しており、欧州との全面的な戦略パートナー関係を進めていく上で、スペインは引き続き積極的な役割を果たして欲しい」と示しました。
一方、フェリペ6世は「習主席の公式訪問を熱烈に歓迎する。両国が国交を樹立して今年で45年になり、スペインは中国との友好往来や協力を重視している。国交の樹立以来、互いの核心的利益を常に尊重し合い、支持し合っている。中国と引き続き密接に交流し、実務協力のレベルを引き上げ、多国間問題で交流や協調を強め、欧州と中国の関係強化を進めていきたい」と述べました。(RYU、森)