北京
PM2.577
23/19
米国のペンス副大統領は、アジア太平洋経済協力会議(APEC)CEOサミットで演説した際、インド太平洋地域へのインフラ整備に600億ドルの融資を提供すると約束し、制約条件をつけたベルト(帯)や一方だけが利益となるロード(路)の提供はしないと述べました。
これは暗に中国を批判した発言ではないか、との見方について、外交部の耿爽報道官は「中国が打ち出した『一帯一路』は、経済協力を呼びかけ、相互尊重、協力ウィンウィンをもとに市場とビジネスの原則によって推進するものであり、国際社会に提供する公共のものでもある。制約条件を設ければそう多くの協力事業は生まれないし、利益が一方的であれば140以上の国や国際組織が中国と事業協定を結ぶこともないだろう」と強調しました。(ミン・イヒョウ 森)