北京
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習近平国家主席は16日、パプアニューギニアの首都ポートモレスビーで外交関係のある太平洋島嶼国の首脳らと合同会談を開きました。中国は外交関係のある太平洋島嶼国との関係を相互尊重・共同発展を基礎とする全面的戦略パートナー関係に引き上げました。習主席は講演の中で新たな情勢下にある中国と太平洋島嶼国の関係発展に対し提案を行い、「双方はチャンスをつかみ、手を携えてより良い未来を共に切り開くべきだ」と強調しました。
習主席が太平洋島嶼国の首脳らと合同会談を行うのは、4年ぶりのことです。会談には、パプアニューギニアのオニール首相、ミクロネシア連邦のクリスチャン大統領、サモアのマリエレガオイ首相、バヌアツのサルワイ首相、クック諸島のプナ首相、トンガのポヒヴァ首相、ニウエのタランギ首相などを含む、外交関係のある太平洋島嶼国首脳およびフィジー政府代表であるクンブアンボラ国防相が参加しました。
習主席は会談の中で、「国際社会の風向きがどのように変化しても、中国と太平洋島嶼国は終始、誠実に向き合い、尊重し合う良き友達であり、共に発展し、互恵共栄を目指す良きパートナーであり、互いをよく知り、互いに学びあう良い仲間だ。中国は太平洋島嶼国が中国の発展の高速列車に乗りこむことを歓迎している」と述べました。
習主席はまた、「中国がどのような発展を遂げても、中国は永遠に発展途上国の一員であり、永遠に発展途上国の味方だ。中国と太平洋島嶼国の関係は新たな時代に入った。中国は、太平洋島嶼国と共に努力し、誠意をもって友情を堅固にし、実際の仕事で協力を推進し、共に手を携えて中国と太平洋島嶼国とより良い関係のある未来を切り開いていきたい」としました。
太平洋島嶼国の指導者らは習主席の再度の提案と合同会談の取りまとめに感謝の意を述べました。(RYU、む)