北京
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第20回ハイテクフェア開幕式会場(提供:第20回ハイテクフェア組織委)
第20回中国国際ハイテクフェアが14日、深圳で開幕しました。18日まで開催される今回のフェアは「新たな発展理念を堅持し、高品質な発展を推進する」をテーマとしており、展示会やフォーラム、専門技術セミナー、人材・知識交流会、海外分科会などのイベントがセッティングされています。
14日に行われた開幕式では、中国共産党深圳市委員会の王偉中書記が挨拶を行い、「深圳は引き続き、ハイテクフェアが担う役割を生かし、全世界におけるイノベーションと起業のホットスポットを目指して、都市の発展を進めていく」と述べました。
また、同フェア組織委員会の副代表でもある李成鋼商務部長補佐は挨拶の中で、「今回のハイテクフェアの開催は、科学技術イノベーションにおける国際協力の推進や、国際市場における競争力の向上、よりハイレベルな開放型経済の構築などにつながるだろう」と示しました。
中国共産党広東省委員会の李希書記がハイテクフェアの開幕を宣言
(提供:第20回ハイテクフェア組織委)
その後、中国共産党広東省委員会の李希書記により、第20回ハイテクフェアの開幕が宣言されました。
ハイテクフォーラム会場(提供:第20回ハイテクフェア組織委)
続いて開かれた開幕フォーラムには、バーレーンやエストニア、ベルギーなどの国からの政府高官や科学研究者が登壇して、演説を行いました。
フォーラムで演説を行うベルギー経済省管理委員会のデル・ポトロ主席(撮影 趙博)
2005年ノーベル化学賞の受賞者であるロバート・グラブス氏が演説(撮影 趙博)
今回のハイテクフェアは、全世界に科学技術の成果を展示するプラットフォームを提供するとともに、深圳氏のイメージアップにもつながり、地元の都市発展戦略の実施を強く後押しする効果が期待されています(洋、謙)