北京
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スーパーコンピューターランキングトップ500が12日、米国のダラスで発表され、米国のスパコン「サミット」が2連覇を達成しました。一方、中国スパコンのランクイン数は最多となりました。
世界ランキングトップ500は1993年から国際組織「TOP500」によって、半年に一回発表されているものです。2連覇を果たした米エネルギー省(DOE)付属のオークリッジ国立研究所のスーパーコンピューター「summit(サミット)」は、計算速度が毎秒14京回以上(京は1兆の1万倍)に達しています。前回3位だった米ローレンスリバモア国立研究所の「シエラ」は2位に順位を上げました。
中国の「神威・太湖之光」と「天河2号」は、それぞれ3位と4位にランクインしました。ドイツのライプニッツ研究センター「スーパーMUC-NG」は初めてトップ10入りし、8位となりました。このスパコンの製造側はレノボ(聯想集団)です。
ランクインした数から見ると、中国は前回の206台から227台に増え、全体の45%以上を占めています。また、中国企業はスパコン製造会社でトップ3を独占しました。そのうち、レノボはランキング入りした台数では140台で1位、浪潮は84台で2位、中科曙光は57台で3位となり、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)は14台で8位となりました。(殷、星)