北京
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輸入博ニュースセンターのボランティアサービスカウンター(撮影日:11月3日、撮影:王洋)
第1回中国国際輸入博覧会が5日から上海で開幕します。主催側の紹介によりますと、今回の輸入博には4300名余りのボランティアが既に会場の各ポジションに配置され、開催期間中、参加者らにサービスを提供すると共に、全世界に向けて中国の青年の優秀なイメージをアピールします。
輸入博の開催地である「国家会展中心(エキシビション・コンベンションセンター)」は上空から見ると、クローバーの形をしています。そのことから、今回の輸入博で活躍するボランティアは、「青春、成長、未来」などの意味が込められた「クローバーちゃん」というニックネームで呼ばれています。
「クローバーちゃん」の劉婷さん(左)と陳剣楠さん(右)(撮影日:11月3日、撮影:王洋)
ボランティアたちが着用している制服は、赤いスーツと白いユニフォームの2セットがあり、杭州G20サミットのボランティア衣装を担当したデザイナー・中国美術学院の呉海燕教授が手がけました。
ボランティアの衣装の赤色は、中国の国旗の色を取り入れたものです。男性の襟の部分が中山服のデザインになっており、今回の輸入博が中国のホームゲーム外交であることを意味しています。一方、女性の襟は、星(五星)の形となっています。また、白いユニフォームの上着には、ラインと星からなるデザインが施され、「一帯一路」で五大陸を繋げるという輸入博のテーマを表現しています。
「クローバーちゃん」の劉方洲さん(撮影日:11月3日、撮影:王洋)
なお、今回の輸入博に登録されているボランティアの人数は5000人以上で、そのうち9割が上海の34の大学から応募した大学生だということです。応募者は筆記試験と面接などを通過した後、1カ月余りに及ぶ特訓を経て、ようやく「クローバーちゃん」になることができます。現在会場内に配置されている4300名余りの「クローバーちゃん」の他、800名近くの登録ボランティアが予備隊として待機しています。(洋、星)