独でシリーズ書籍『中国国家人文地理』の発表会

　ドイツ・ヘッセン州のフランクフルトで現地時間10日、第70回フランクフルト・ブックフェア が開幕しました。同日、会場のメッセ・フランクフルトでは、「中国の都市風貌を探る」をテーマに出版されているシリーズ書籍『中国国家人文地理』の新刊発表会と、中国都市海外プロモーションイベントが行われました。

　シリーズ書籍『中国国家人文地理』は、中国の都市の歴史や地理、人文資源および経済、社会の発展成果を詳しく紹介する、中国の都市の百科全書です。同書は中国地図出版グループが世界に向けて発行しているもので、北京、湖州、宜春、撫順、遼陽、莆田、海東、塔城など30都市を取り上げた巻がヨーロッパに初登場となりました。

　ドイツ・ヘッセン州の関係責任者ノルベルト・ノイシャー氏や、中国外文局の劉大為副局長、フランクフルト中国領事館の孫瑞英副総領事ら約100人がこの発表会に出席しました。

　ノイシャー氏は挨拶の中で、中国の都市の急速な発展を高く評価した上で、「5000年の文明を持つ中国の不朽の魅力を伝える、このシリーズ書籍『中国国家人文地理』は、ドイツの、ひいては世界の読者にとっての良き贈り物だ。文化交流と協力は、中国とドイツの相互理解と国民同士の友情を深める上で、掛け替えのない役割を果たしている」と述べました。（玉華、謙）