北京
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インドネシアの国家防災庁は29日、28日午後に中部スラウェシ州で発生した強い地震と津波により、384人が死亡し数百人がけがをしたと発表しました。このほか、数千棟の家屋や病院、商業施設、ホテル、橋などが損壊したとのことです。
国家防災庁のストゥボ報道官はジャカルタで開かれた記者会見で、29日10時現在、今回の災害で384人が死亡し、356人が病院で手当てを受けていると発表しました。防災庁や救助センター、軍の警察、医療機関、ボランティアによる合同救援チームが捜索にあたっており、救援物資も被災地に相次いで届いているということです。
インドネシアの気象気候地球物理学庁によりますと、中部スラウェシ州ドゥンガラ県で28日午後、M7.4の地震が発生しました。震源の深さは11キロで、震源地に近い海域で1.5~2メートルの津波が発生しました。震源地付近ではその後、M5以上の余震がすでに11回観測されたとのことです。(Yan、森)
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