北京
PM2.577
23/19
このところ南海で、英国やフランスなどが航行の自由行動を取っていることについて、国防部の任国強報道官は27日、北京で「南海は一部の国が『存在感』を示す場所ではない」として、中国軍として強く反対する姿勢を示しました。
任報道官は、「中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)の努力により、南海は情勢が安定し良い方向へ向かっている。これは地域内各国に南海問題を適切に処理する知恵や能力、方法があることの表れだ」と述べました。
英国やフランスなど、地域外の国が南海の平和や安定を無視していざこざを起こすような行動をしていることについて、任報道官は「中国軍は防衛の職務を断固履行し、海や空のパトロールを強化し、国の主権を固く守り、南海の平和や安定を強く維持してく」との姿勢を表しました。
また任報道官は、日本海上自衛隊の潜水艦「くろしお」と護衛艦「かが」など3隻の軍艦が南海で訓練を行ったことについて、日本の動きを見守り、南海問題について言動を慎むように日本に求めました。(ヒガシ、森)
関連ニュース