北京
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23/19
国際オリンピック委員会 (IOC) のトーマス・バッハ会長は19日、朝鮮と韓国が2032年の夏のオリンピック共同開催を目指すことについて「大歓迎する」と表明しました。
朝鮮の最高指導者である金正恩(キム・ジョンウン)氏は19日、平壌(ピョンヤン)で韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と会談し、経済、観光、衛生、文化、スポーツなどにおける具体的な協力策の中で、2032年のオリンピック共同開催を目指すといった内容が盛り込まれました。
これについてIOCのバッハ会長は、「ピョンチャンオリンピックに続いてスポーツが朝鮮半島や世界の平和に貢献することになる。招致活動がうまくいくことを心から期待している」と述べました。
2032年大会の開催地は、2025年に決定する予定です。これまでにドイツ、インド、インドネシアが立候補しています。(怡康、森)