北京
PM2.577
23/19
国連のグテーレス事務総長は18日、ドゥジャリク報道官を通じて声明を発表し、ロシアとトルコが17日にシリアのイドリブ県に非武装地帯を設置する協定を結んだことに、歓迎の意を示しました。
ドゥジャリク報道官は声明の中で、「グテーレス事務総長は、ロシアのプーチン大統領とトルコのエルドアン大統領が非武装地帯の設置に関する協定を締結したことに歓迎の意を示している。また、この協定を履行し、人道支援のためのルートの安全性を保障するよう、シリア各側に呼びかけている」としています。
なお、この協定は17日にロシアのソチで結ばれたものです。プーチン大統領とエルドアン大統領は同日、ソチでの会談後にコミュニケを発表し、「シリア・イドリブ県の政府軍と反政府武装勢力との間に、15から20キロメートルの非武装地帯を設ける。過激派組織をこのエリアから排除していく」と示しました。(朱 謙)