北京
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世界経済フォーラムの創設者であるクラウス・ シュワブ会長は17日、天津市で記者会見し、「中国の経済成長については、一貫して楽観視を続けている」との考えを示しました。
シュワブ会長は「私は幸運にも、中国の改革開放の道のりを目にすることができた。この40年、中国の国内総生産(GDP)は数十倍に伸び、国民生活レベルも大きく向上しつつある。『中国経済の成長はすぐに止まるだろう』という多くの予言は結局、間違いであったことが証明された」と述べました。
天津市では18日から20日にかけて、第12回夏季ダボスフォーラムが、「第四次産業革命におけるイノベーション社会の建設」をテーマに開かれます。
シュワブ会長は「第四次産業革命における競争の中で、最もカギとなる要素がイノベーションだ。中国はすでにイノベーション社会としての良好な発展の軌道に乗っている。今後もより多くのインキュベーターを設置し、起業者の養成に取り組むと同時に、インフラ整備に力を入れ、国民に発展の成果を充分に享受させる必要がある」と述べました。
(HJ 謙)
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