中央広播電視総台とロシア・トゥデイが協力協議に調印

　中央広播電視総台（チャイナ・メディア・グループ）の慎海雄代表と、ロシアの通信社「ロシア・トゥデイ」のドミトリー・ キセリョフ社長は11日、ロシアのウラジオストクで国際戦略協力協議に調印しました。中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領が調印に立ち会いました。

　協議の中で双方は、報道の交換や共同報道および協力、普及などの分野で実務的な協力を行い、人文、経済、スポーツなどの分野での報道を促進して、報道の量を増やし、両国人民の友情を深めていくことを目指すとしています。

　双方はまた、ニュースアプリ、SNS、インターネットなど、ニューメディアの分野で引き続き協力を強化すること、中露のモバイルメディアプラットフォーラムとしてのアプリ「中露ヘッドライン」の製作を実行に移すことや、国際論説員作業グループを共に創設し、「中露ヘッドライン」に掲載する論説コラムのブランドを確立させていくことなどで意見が一致しました。

　双方はさらに、中露友好や、平和発展委員会メディア理事会の枠組み内で引き続き協力を強化していくと約束しました。（藍、謙）