北京
PM2.577
23/19
国連のグテーレス事務総長は10日、安保理で開かれた腐敗と武力衝突に関する討論会で、腐敗の取り締まりへ着実な措置を講じるよう各国に呼びかけました。
グテーレス事務総長は発言の中で「腐敗は武力衝突を招くほか、様々な形の不安定や暴力活動にかかわり、さらにテロリズムや過激主義にも関連している。腐敗で得られた財産が過激主義の暴力活動やテロ活動に利用される可能性がある」と指摘しました。
その上でグテーレス事務総長は、「国連加盟国は腐敗取締まりの最前線に立ち、国や検察機関の体制整備を重視すべきだ」と述べ、国連腐敗防止条約の実行に一層力を入れ、新しい技術を駆使して腐敗を食い止めるよう各国に呼びかけました。(ZHL、森)