北京
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習近平国家主席はロシアのプーチン大統領の招待を受け、11日と12日、ロシアのウラジオストクを訪れて、第4回東方経済フォーラムに出席する予定です。これは中国首脳による初の東方経済フォーラム出席となります。両首脳はその際に、今年3回目となる会談を行います。7日午前、外交部は国内外メディア向けのブリーフィングを開き、張漢暉部長補佐官が関連状況を説明しました。
東方経済フォーラムはプーチン大統領が2015年に提案して行われたもので、ロシアが極東地域の協力を推進するための重要な措置だと見られています。中国側は3年連続でハイレベル代表団を派遣して出席しています。
訪問期間中、習主席は両国と多国間による交流活動や、各国指導者との友好交流に出席するほかフォーラムで演説を行います。中国とロシアの首脳は人的文化、経済貿易、また地方によるイベントにも出席する予定です。
今年以降、中露両首脳の交流は密に行われています。6月にプーチン大統領が中国を訪れ、上海協力機構青島サミットに出席した一方、7月には習主席は南アフリカのヨハネスブルグで開催されたBRICS首脳会談の期間中にプーチン大統領と2カ国会談を行いました。
張補佐官は「両首脳は3カ月で3回もの会談を行い、互いに訪問することは両国関係のレベルと特殊性を物語っている。現在、国際情勢は急速に変化しているが、両首脳は外部環境がいかに変わっても、両国は相手国との関係発展を断固として外交の優先方向にするというコンセンサスに至っている。双方は両首脳によるコンセンサスを指針に両国の全面的な戦略的かつ全方位の互恵協力を深め、両国関係の発展を促し、成果を収め、両国民に利益をもたらすことを目標としている」と述べました。(殷、星)