北京
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生態環境部の責任者が31日、北京で、「中国のエコ産業は加速度的な発展を維持し、主要先進国との差が縮まりつつある。今後、生態環境ガバナンスシステムと能力の現代化を目指し、エコ産業のニーズ拡大をさらに後押しして、経済の高品質な発展を着実に促進していく」と明らかにしました。
生態環境部の同日の記者会見で発表された内容によりますと、「第12次五カ年計画」の実施以来、中国のエコ産業は毎年平均27%増加し、2017年のエコ産業収入は1億3500万元で前年同期比17.4%増となり、今年上半期の収入は前年同期比18%向上したということです。
しかし、エコ産業の発展には、市場規模とニーズの不足やエコ産業界の融資難など、依然として多くの課題が存在します。これに対し、生態環境部はこのほど、エコ産業の発展推進に関する多くの政策措置を明確に打ち出しました。
その中には、エコ産業の潜在的なマーケットの活性化、グリーン価格と財政政策の着実な調整、生態環境ガバナンスシステムと能力の現代化のほか、エコ産業への需要の高まりをいっそう支持することや、経済のハイクオリティーな発展を着実に推し進める行動などが盛り込まれています。(怡康、謙)