北京
PM2.577
23/19
露外務省のザハロワ報道官は27日、英国で起きた元スパイの中毒事件を受け、「米国が実施する新たな対露制裁は両国の現存問題に関する交流を複雑にしている。これは双方の対話には不利益である」と述べました。
ザハロワ報道官は「米国の新たな制裁は化学兵器の関連禁止令などを含む国際軍備管理と拡散防止体系を曇らせるためだ」として、「ロシアは終始自らの職責を遵守し、すでに化学兵器を廃棄した」と明らかにしました。
タス通信の報道によりますと、ペスコフ大統領報道官は27日、クレムリンは米国の新たな対露制裁の結果について検討するとし、米国が友好的ではない措置を講じる上は、ロシアは国家の利益から行動を取るというプーチン大統領の姿勢を重ねて表明しました。(ヒガシ、星)