北京
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23/19
外交部の華春瑩報道官は27日、北京で開かれた定例記者会見で、「中国とエルサルバドルとの国交関係樹立の過程で、エルサルバドル側はいかなる経済条件も提出しておらず、交易問題などは全く存在しない」と述べました。
報道によりますと、台湾民進党の党籍を持つ立法議員がこのほどSNSで、「エルサルバドルが中国大陸との国交関係を樹立するのは、大陸側がエルサルバドルからの270億ドルの金銭援助の要求を受け入れたからだ」と示したということです。
これに対して、華報道官は「中国とエルサルバドルは一つの中国という原則に基づいて国交関係を樹立した。これは公明正大なものである。エルサルバドルは国連及び世界の他の177の国家が既に行った正しいことをやったに過ぎない。個人が言ういわゆる『金銭援助による外交』という言い方は全く根も葉もないことである」と強調しました。(非、星)