北京
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ポーランドのオポレにLED照明設備工場を設立した福建省の鴻博グループ。「一帯一路」の構築に積極的に加わり、、ヨーロッパへの進出を果たしました。
おととしの6月20日にポーランドで開催された、シルクロード国際フォーラム兼中国・ポーランド地方経済貿易フォーラムで、鴻博とポーランドのオポレ県が投資協定を結び、新会社「鴻博クリーンエネルギー(ヨーロッパ)」を設立すると決定しました。鴻博がヨーロッパでLED照明器具の生産や開発、販売を行うようにするものです。
新会社の林珍法総経理は、「鴻博は国内でも光照明事業を展開しているが、ヨーロッパはLEDがあまり普及していないので、潜在力が大きい。しかし、国産品ではヨーロッパ進出が難しいので、ポーランドの工場を通して市場開拓を進めていく」と述べています。
一方、地元のオポレ市も、「一帯一路」に関わることによって中国の投資を呼び寄せ、経済成長や雇用を引き出そうとしています。ヴィシニエフスキ市長は記者の取材に対し、「鴻博は地元に100人分の雇用をもたらした。地理的優位性や優遇策を活かして、少しでも多くの中国企業を引き寄せたい」と述べました。(玉華、森)