北京
PM2.577
23/19
中国は14日、米国が実施する太陽光発電産業の保障措置や、再生可能エネルギーの補助措置について、世界貿易機関(WTO)の紛争解決プロセスを始動させました。これについて、商務部の報道官は同日「米国側の措置は中国の貿易利益を著しく損なうものだ。中国がWTOの紛争解決メカニズムに頼って解決することは、自らの合法的権益と多国籍貿易の規則を擁護する必要な措置である」と述べました。
さらに、「米国はこれまでに、太陽光発電製品に対して保障措置を講じ、最高30%の関税を徴収している。米国の措置はプロセスにしても実体にしてもWTOの『保障措置協定』に違反した。これと同時に、米国は自国製の太陽光発電製品など再生可能な製品に定額以上の補助を付与している。輸入代替補助の疑いがあり、国民待遇の義務にも背いている。米国の補助政策によって、自国の再生可能エネルギー産業は競争において不当な優位性を持つようになり、中国の関連企業の合法的権益を損なった」と非難しました。(Mou、星)