北京
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現在、中国の経済成長を支えている最大の原動力は「消費」です。例として中国では、2018年上半期に、映画館で映画鑑賞をした人の数は9億人に、ネット通販の小売販売額は3割増に、また、全国の住民一人当たりのスポーツ関連の消費額が4割増となっています。
8月2日午前、国家発展改革委員会が消費拡大に関する活動状況の報告会を北京で開きました。同委員会総合司の劉宇南氏は「中国の国民消費は安定的な成長を保っている」と示しました。
データによりますと、2018年上半期に、国内の社会消費財小売総額は18兆元となり、前年同期比9.4%増となりました。また、消費の経済成長への貢献度は78.5%で、前年同期比14.2ポイント増となり、経済成長の主なけん引力になっているということです。
劉氏はまた、「住民による消費の潜在力を発掘するため、次の段階では消費市場の細分化が必要だ。住民の衣食住とサービス消費のレベルアップをめぐり、制度面の障壁をなくさなければならない。今後、基本消費の安全性を確保し、中・高級消費市場を整備して、消費の新たな成長点を作り出す計画だ」と述べました。(殷、謙)