北京
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23/19
アメリカの国家安全保障問題担当大統領補佐官であるボルトン氏は25日、今年秋に予定されていた米露首脳会談を来年に延期すると明らかにしました。
ボルトン補佐官はこの日の声明で、「首脳会談はロシアによる『米大統領選干渉』に関する調査が終わった後で行われるべきだというのが、トランプ大統領の考えだ。会談を来年に延期することで、ロシア側とも合意に達している」と発表しました。
また、ホワイトハウスのサンダース報道官は19日、SNSを通して、「ボルトン補佐官はトランプ大統領の要求により、今年の秋にプーチン大統領を米国へ招く」と明らかにしています。その詳細については現在交渉中だということです。
米露両国の大統領は今月16日にフィンランドの首都ヘルシンキで、トランプ氏の米国大統領就任以来初となる米露首脳会談を行いました。その会談後の共同記者会見では、「ロシアが米大統領選に干渉する理由が見つからない」とトランプ大統領が発言することで米国政府と国民を驚かせ、その直後に同発言は「言い間違え」であったと自ら表明する出来事もありました。(怡康、謙)
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