【CRI時評】「中国とアフリカ」と呼ばれる友情

2018-07-25 17:51  CRI

 中国とアフリカは遠く離れていますが、伝統的友情や運命共同体で強く結ばれています。現在、習近平主席は南アフリカ、セネガル、ルワンダを歴訪しています。習主席にとって4回目のアフリカ訪問です。

 今年に入ってから、アフリカの首脳の中国訪問も相次いでいます。3月は2週間の間にカメルーン、ナミビア、ジンバブエの大統領が訪れ、中国外交にとって「アフリカ年」とも言える年になっています。

 中国とアフリカの友情のは、近代から数えられるでしょう。民族の解放や国の独立を目指す反帝国主義や反植民地の戦いで、互いに支持していました。また現在では、南海問題や「一つの中国」といった中国の核心問題に対して、アフリカ諸国はゆるぎ無く支持しています。同様に、中国もG20や国際舞台で、アフリカの発展のために働きかけています。

 この友情の核心は、「平等と互恵」「発展と共栄」です。「中国・アフリカ協力フォーラム」は3年ごとに開かれる閣僚級会議で、「平等」「共同参画」を表すために、各国が交代で議長国を務めています。また、中国は発展援助を行う際にいかなる条件もつけず、相手を尊重しています。中国では、アフリカ諸国に対して開放する商品が増える一方です。その上、アフリカでの道路の整備や橋の建設などを通じて、インフラをレベルアップし、工業団地の建設を通じて工業のレベルアップに努めています。

 この友情は、時に苦しみを分かち合っています。2008年5月に四川省で、2010年4月に玉樹でそれぞれ大地震が発生した際、経済水準が低く国力がそれほど豊かでないアフリカ諸国が積極的に義捐金を寄付しました。これに対して、アフリカで飢饉や感染症が広がった際、中国はいつも迅速に援助の手を差し伸べ、ともに難関を乗り越えました。2014年3月、ギニア、リベリア、シエラレオネなど西アフリカ諸国でエボラ出血熱が蔓延した際、中国は7億5000万元相当の物資や資金を援助しました。感染地域の中国の医療スタッフも撤退せず住民の治療に当たりました。治療に当たった中国の専門家と医療スタッフはピーク時に700人に上りました。シエラレオネ外相は「これこそ真の友情だ」と高く評価しました。

 試練を乗り越えた中国とアフリカの友情は、新しい道のりでますます大きな役割を果たし、得がたい存在になるでしょう。(翻訳朱森)

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