北京
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23/19
レバノンの首都ベイルートで、12日から13日にかけて、第26回アラブ経済フォーラムが行われました。多くの出席者から、中国とアラブ諸国の協力は見通しが明るく、「一帯一路」の枠組みで、様々な分野で事業提携を進めて欲しいとの声が聞かれました。
このフォーラムは、アラブ地域が直面する経済問題や経済改革、投資環境などに焦点を当てたもので、レバノンのハリーリ首相を含む政府関係者やビジネス関係者、そして地域や国際組織の代表などおよそ500人が出席しました。
フォーラムを主催した経済・商業グループの責任者は、「中国とアラブは様々な面で協力が活発である。このフォーラムは中国・アラブ協力フォーラムと提携し、さらにフォーラムや会合を催して、双方の更なる交流を促進したい」との希望を述べました。
また、アラブ諸国農業・ビジネス関連団体の責任者は、「中国が提唱する『一帯一路』構想には多くのアラブ諸国が加わっている。中国政府は真剣に実行可能な戦略を制定し、約束を守っている」と評価しました。
そしてレバノンのシニオラ元首相は、「中国とアラブの協力は見通しが明るい。アラブ諸国は互いに尊重し合った上で、中国との貿易交流をさらに深めたい」と述べました。(怡康、森)