北京
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江蘇省蘇州市、蘇州旧市街東部の美しい金鶏湖のそばに「蘇州工業園区」はあります。上海からわずか80キロメートルと立地に優れており、面積は約260平方キロメートルです。
蘇州工業園区の周辺地図
蘇州工業園区は中国とシンガポール両国政府による協力プロジェクトで、中国で唯一の国際的な政府間協力による開発区となっています。同区は両国政府に重視され、支持を得ており、多くの「唯一無二」の特殊政策を授けられています。
最も優遇された税制政策、外資プロジェクトに対する金額無制限の許認可、独立した税関と輸出入通関機能を備えており、物流と通関の利便性と効率性は国際水準に逹しています。
また、蘇州工業園区が実施している積立金制度は、区内企業の社員の福利厚生と保障を増やす同時に、企業の負担を軽減しており、優秀な人材を集めるための有利な条件となっています。
区内にある外資企業の数々
蘇州工業園区とその周辺地域には、質の高い人材が豊富に揃っています。その理由は積立金制度だけではありません。同区の優れた生活環境と勤務環境が、全国からの優秀な人材を引き付けています。
先進的な医療製品やデジタル製品など
蘇州工業園区のインフラ設備は国内一流レベルで、世界的にも進んでおり、工業用地は「九通一平」(“九通”とは道路、電気、上水道、汚水処理、雨水排水、通信、ガス、蒸気・暖房などの熱エネルギー、ケーブルテレビ網を、“一平”は整地された土地を指す)の高い基準に達しています。
蘇州工業園区はシンガポールの発展理念を参考にし、国際的な管理方法を採用しており、園区管理委員会は「投資家に親身になり、投資家に豊かさを与える」という理念を持って、企業の立場に立った仕事を心がけており、オープン、透明、クリーンな効率の高い業務を行っています。
蘇州工業園区全体の模型図
蘇州工業園区は投資先として最適な選択であり、理想の生活場所でもあります。園区内には独墅湖高等教育区が企画され、国内外の有名な研究型大学や研究開発機構をメインに誘致しており、ハイレベル人材の養成基地およびハイテクノロジーとニューテクノロジーの研究開発基地を目指しています。現在すでに、中国科学技術大学蘇州研究院、中国人民大学国際学院、西安交通大学蘇州研究院、南京大学蘇州研究生院、東南大学蘇州研究院、四川大学蘇州研究院、西交リバプール大学、HKUスペースグローバル学院、蘇州大学など国内外の名門大学が進出しています。(取材&写真:帥)