北京
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「中国都市競争力報告2018」が29日に香港で発表されました。同報告は、2017年度の中国の294都市の「総合的経済競争力」と、289都市の「住みやすさの競争力」と「持続可能性の競争力」の3部門をめぐって分析しています。
その結果、2017年度の中国における「持続可能性の競争力」を持つ都市トップ3は香港、北京、上海で、「住みやすさの競争力」では香港、無錫、杭州が、「総合的経済競争力」では深セン、香港、上海が選ばれています。
香港は「持続可能性の競争力」と「住みやすさの競争力」で、いずれもランキング1位に輝き、「総合的経済競争力」では深センに次ぐ全国2位に選ばれました。これについて、中国社会科学院都市と競争力研究センターの倪鵬飛主任は、「グローバル経済の枠組み下で、香港が中国のその他の都市と連携して発展することは、時代の流れに沿う動きである。これからの香港には、この趨勢をはっきり認識し、産業発展のグレードアップやモデルチェンジを通じて『新しいグローバル都会』の建設に取り組み、新たな世界発展の環境に適応しながら、国内外の都市の転換を導いてほしい」と、期待を寄せました。(Lin、謙)