北京
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中国共産党中央政治局委員を兼任する、中央外事活動委員会弁公室の楊潔篪主任は現地時間29日、南アフリカのダーバンで、第8回BRICS(ブラジル・ロシア・インド・中国・南アフリカ)安全事務上級代表会議に出席しました。今回の会議は、7月に開かれるBRICS首脳会議のための政治的な準備のほか、国際情勢や焦点となっている地域問題、BRICS諸国のPKO(平和維持)活動、テロ取り締まり、サイバーセキュリティなどの分野における協力について意見交換を行い、幅広い共通認識の達成を目指すものです。
楊委員は席上、「現在の国際情勢は、未曾有の、複雑かつ深刻な変化に直面している。BRICS諸国は世界の平和維持、共同発展の促進、グローバル・ガバナンスの強化における重要な力である。戦略的相互信頼と実務的な協力をよりいっそう強め、世界の平和と安定に建設的な役割を果たすべきだ」と述べました。
会議に参加している各側も、BRICS諸国の一致団結を強調し、国際規則の維持や多国的主義の堅持、グローバル・ガバナンスの健全化について一致しました。
会議期間中、楊委員はロシア、南アフリカ、インド、ブラジル代表団の団長とそれぞれ会談しました。(Lin、謙)