北京
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バングラデシュで避難を続けるミャンマーのラカイン州の民衆の本国への送還問題が注目を浴びる中で、ミャンマーのチョウ・ティン・スエ最高顧問府大臣とバングラデシュのアリ外相が北京を訪問、中国は問題解決推進に積極的働きかけを行っています。
29日に開かれた外交部の記者会見で、陸慷報道官は、「王毅国務委員兼外交部長は、ミャンマーとバングラデシュから訪中中の両大臣と会談を行い、4点の共通認識を形成した。1つ目は、『暴動の解決、送還、開発』という3段階プランに基づいてラカイン州の情勢が一刻も早い改善を促すこと、2つ目は避難民の送還は急務であることから、いち速く関連措置を取り、送還活動を開始すること、3つ目は、両国の申し出に基づき、中国が避難民の生存と生活状況の改善に更なる支援を提供すること、4つ目は、3ヵ国のそれぞれの優位性を生かして、バングラデシュとミャンマー国境地域の開発協力に力を入れ、現地の住民の民生改善を促すことだ」と強調しました。(任春生、む)