北京
PM2.577
23/19
イランのアッバス・アラグチ外務次官は23日、欧州の一部の国と欧州連合(EU)が、イラン核協議におけるイランの利益を擁護する一括提案で、早期の提出を取り決めしていることを明らかにしました。
アラグチ次官は同日テヘランで、「イギリス、フランス、ドイツ、EUは6月末までに実行可能な一括提案を打ち出し、イラン核協議におけるイランの利益を守ることを約束した」と述べ、「イランはこの提案を待っており、前向きな役割を果たせることを望んでいる」と表明しました。
一方、トランプ米大統領は5月8日に、イラン核協議からの脱退と対イラン制裁の再開を宣言しました。これに対して、イラン側は核協議に一時的に留まり協議国と交渉しますが、イランの利益が保証されなければ、イラン核協議に残ることはないと表明しています。(Mou、星)