北京
PM2.577
23/19
中国共産党中央外事活動会議が22日と23日、北京で行われました。中国共産党総書記、国家主席、中央軍事委員会主席の習近平氏は「中国の対外活動は、新時代の中国の特色ある社会主義外交の思想を指導に、国内と国際の大局を統合的に結びつけ、民族の復興と人類の進歩といった主旨を確実に把握し、人類の運命共同体の構築を推し進めていく。そして、国家の主権、安全、発展の利益を徹底して擁護し、グローバルガバナンスのシステム改革に積極的に加わってリードしていき、より完備されたグローバルパートナーシップのネットワークを築き、中国の特色を持つ大国の外交新局面を切り開くために力を尽くすべきだ」と強調しました。また、会議では、習近平外交思想の指導的地位が確立されました。
習総書記は「中国共産党の確固たる指導の下、中国では、中国の特色ある大国外交を打ち立て、新時代の中国の特色を持つ社会主義思想を形成した」と述べ、「外交は国家意志を集中的に表すもので、外交の権利は必ず中国共産党中央にあるべきだ」と強調しました。
習総書記は「今後五年間、中国は人類の運命共同体の構築という旗を高く掲げ、グローバルガバナンスを、より公正で合理的な方向へと導いていく。共同で協議、共同で建設、共同で共有することを堅持し、『一帯一路』の建設を推し進め、安定した長期的な事業にしていかなければならない。また、大国間の関係を適切に処理して、全体的に安定し、バランスのとれた大国関係の枠組みを築き、周辺諸国との外交関係に適切に対応して、より友好かつ有益な環境を作り上げていく。さらに発展途上国との団結と協力を深め、義理と利益の正しい観念を貫き、協力し合い、共同発展を進める新しい局面を形成させる。中国と世界の交流と学び合いを深めていくべきである」と強調しました。(Mou、星)