北京
PM2.577
23/19
商務部の高峰報道官は21日北京で、「中米間の貿易交渉で一時的に成果を収めたが、米国はまたも態度を変えた。中国は総合的な措置を講じて強く対応していく」と述べました。
高報道官は記者会見で、「中米双方は先月19日のワシントンでの合意を元に、6月の初めに北京で、農業やエネルギー分野について具体的な交渉を行い、各界からの賛意を得ていた。そして近々、製造業やサービス業、そして両国が共に関心を寄せる構造的な問題について交渉する予定であった。これまでの交渉は前向きで建設的なものであり、両国民の利益や中国の改革開放のリズム、世界貿易機関(WTO)の原則に合致していると見ていた。しかし、米国は態度をがらりと変え、またも貿易戦を起こそうとしている。中国は強く対応しなければならない。米国は脅かしつつ交渉する手段に慣れているが、中国には通用しない。理性を失った行為は問題の解決にならない」とコメントしました。
高報道官はまた、「米国は関税対象となる品目を発表し、捻じ曲げた方法で不公平な貿易とした場合は、中国は十分に準備ができている。強く対応し、国や国民の利益を維持する」と強調しました。(殷、森)