習主席、ネパール首相と会見=北京

2018-06-20 21:53  CRI

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 習近平国家主席は20日、人民大会堂でネパールのオリ首相と会見しました。

 習主席は席上、「中国とネパールは苦難を共にしてきた隣り合わせの友好国であり、両国は国交を樹立して以来、終始一貫して平和共存の5原則の下で互恵協力を展開している。中国はネパール側による『一つの中国』政策の堅持を賞賛し、ネパールの国家独立、主権、領土の完全性をこれまでと変わらず支持し、自国の国情に合った社会制度と発展の道のりを自ら選ぶことを支持し、ネパールが早期に発展目標を実現するようを祈念している」と強調しました。

 また、習主席は「目下、両国関係は新たな発展のチャンスに恵まれている。双方はハイレベルの交流を緊密にし、戦略的コミュニケーションを強化し、平和共存の5原則を引続き堅持し、互いの核心的利益と関心事を尊重し、両国関係の政治的基礎を固め、両国関係の政治的順位を向上させていかなければならない。中国側はネパール側と共に、『一帯一路』の枠組みの下でのインフラ施設の相互連結、災害後復興、経済貿易投資など分野での協力関係を強化し、全方位で互いを利することのできる協力枠組みを構築して行きたい。また、双方は文化交流を強化し、人材と文化交流の新たな目玉を作り出し、両国の友好関係における民意の基礎を築いていかなければならない」と強調しました。

 これに対して、オリ首相は「両国間の友誼は長い歴史のあるものであり、制度の異なる、規模の異なる国同士の関係の手本のような存在だ。ネパールは中国の発展の成果を高く評価しており、中国が国際問題処理に当たり果たしている重要かつ積極的な役割と、親睦・誠実・互恵・包摂を旨とする周辺外交政策を高く評価していると共に、ネパールの国家のモデルチェンジにおける中国の応援を感謝している。ネパールは『一つの中国』政策を堅持し、いかなる反中勢力にもネパール領土で活動することを許すことはない。ネパール側は中国側と新たな情勢下における協力の可能性を開拓して行きたい。ネパール側は習主席が提唱する人類の運命共同体の主張を高度に評価し、『一帯一路』構想の実現にも積極的に関与していきたい」と述べました。(雲、む)

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