＜SCO青島サミット＞習主席、ウズベキスタン大統領と会談

　習近平国家主席は9日、上海協力機構（SCO）加盟国首脳理事会第18回会議（SCO青島サミット）が行われる山東省青島市で、ウズベキスタンのミルジヨーエフ大統領と会談しました。

　席上、習主席は「中国とウズベキスタンは、安全も危険も共にする良き隣国であり、互いに真摯に信頼し合う良き友人であり、協力・共栄の良きパートナーでもある。ここ数年で、両国の全面的な戦略的パートナー関係は深く発展しつつあり、両国首脳が達した共通認識は確実に実行されている。現在、中国の特色ある社会主義は新たな時代に入った。ウズベキスタンも一連の改革措置を公表し、実施している。中国は国家の改革と振興の道においてウズベキスタンと全方位の友情を結び、共同繁栄を実現させていきたい」と述べました。

　習主席はまた、「ウズベキスタンは最も早く『一帯一路』構想を支持し、これに加わった国の一つである。双方の努力の下で両国の『一帯一路』構想に関する協力は豊かな成果を収めてきた。双方がチャンスを掴み、潜在力を引き出し、二国間の貿易を安定的に発展させ、生産能力・投資・相互連結の面での協力を深化させ、法執行や安全保障分野における協力を強化して、人的交流を拡大していくことを希望する」と述べました。

　これに対して、ミルジヨーエフ大統領は「今、両国の関係は全面的に発展し、史上最高のレベルに達している。習主席との間で達した共通認識は確実に実行され、ウズベキスタン国民に実質的な利益をもたらしている。ウズベキスタンは『一つの中国』の政策を揺るぎなく守るとともに、中国が『三つの勢力』（分離主義者・宗教過激派・テロリスト）を打ち破るために払ってきた努力を固く支持する。『一帯一路』枠組み内で中国との実務的な協力を深化させ、この地域で起こる問題への対応について、中国と意思疎通や協調を強化していきたい」と述べました。（藍、謙）