北京
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エジプトを訪問している中東問題担当の宮小生特使は5月31日、パレスチナとイスラエルは武力衝突をただちに止めるべきだと強調し、「2カ国の問題を解決する唯一の方法は交渉や対話だ」と訴えました。
宮特使は、「中国はパレスチナの厳しい情勢を懸念しており、成り行きを見つめている。情勢の緩和や安定に向けて、中東和平プロセスでより大きな役割を果たしていきたい」と述べました。また、「国際社会は『二国共存案』を維持すべきだ」とも述べました。
さらに宮特使は、「和平プロセスにおけるエジプトの役割を高く評価する。中東問題の解決にあたり、中国とエジプトの立場は同じである。今後もエジプトと連携し、中東和平の実現を目指して努力していきたい」と語りました。(鵬、森)