北京
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ドイツを訪れている王毅国務委員兼外交部長は5月31日、ベルリンでシュタインマイヤー大統領と会談し、「一帯一路」における協力などについて意見交換しました。
シュタインマイヤー大統領は「ドイツは、11月に開かれる第1回中国国際輸入博覧会を高く評価し、全面的に参加する予定だ。この博覧会は、保護貿易主義に反対する強いシグナルを発するものになる」と述べました。そして、「ドイツは『一帯一路』構想に前向きであり、この枠組みで中国との2国間、そして第3国も含めた協力を積極的に展開していきたい」との意向を示しました。
これに対して王部長は、「中国とドイツは『一帯一路』の枠内で幅広く協力できる。中国は国際ルールに基づき、開放や透明を堅持し、高いレベルや基準での協力を進め、各国の互恵ウィンウィンを目指していく」と語りました。さらに、「中国は欧州一体化を支持し、欧州との関係の中でドイツとの関係をけん引役としていきたい」と述べました。
また、双方は朝鮮半島の情勢やイランの核問題などについても意見を交わしました。
また王部長はこの日、マース外相とも会談しました。(鵬、森)