北京
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中国南部の広東省東莞市にある重要な科学技術施設の「核破砕中性子源」は発展途上国が所有する第一号であり、既に所有している米国、日本、イギリスに続きました。核破砕中性子源は、国内外に向けて、総合性ある研究プラットフォームを提供しています。
中国の核破砕中性子源科学装置は中国科学院高エネルギー物理学研究所によって作られたもので、総投資額は23億元で、6年半かけて完成しました。今年3月、スーパー顕微鏡とも呼ばれた装置は検収に合格しました。
東莞市は核破砕中性子源などの科学技術プラットフォームを基礎に、中性子科学タウンを構築し、科学技術で有名な都市になると見られています。
東莞市は核破砕中性子源、南方光源、新材料実験室などの科学研究をめぐって発展しています。今後、科学技術産業を中心とするイノベーションの環境を作り、知識・技術・人材・資金の要素の集約を加速させます。また、ハイテク技術成果の産業化を後押しし、国際競争力を持つ産業化基地を構築します。交通、光ファイバー、電力供給、都市品質の向上に関連するインフラ施設の建設を推し進め、中性子科学タウンに国際化の施設と環境を提供します。向こう3年間、東莞市は広東省・香港・マカオベイエリアのイノベーションの中心地、全国的な影響力を持つ科学技術産業の有名都市に発展することを目指します。(殷、星)