北京
PM2.577
23/19
外交部の華春瑩報道官は31日の定例記者会見で、「中国は防御性国防政策を実施し、南海の島しょ部に必要で限られた国土防御施設を配備することは、正当で合法な行為である。米国の一部の人は大げさな騒ぎをやめ、地域の相互信頼や平和と安定にプラスになることをしてほしい」と述べました。
米国のマティス国防長官が、今週行われたシャングリラ対話会議で中国の南海軍事化問題について強硬な姿勢を示すなど、このところ米国が南海問題に頻繁に触れています。これに対して華報道官は、「南海地域での米国の軍事力は、中国やその他の沿岸各国の軍事力を合わせたものをはるかに上回る。米国の軍艦が広い南海の航路を通らずに中国の島嶼部の近くに進入し、航行の自由などと言えるのか。米国が本当に欲しいのは、国際法に基づく航行の自由なのか、それとも覇権主義の辞書にある『横行の自由』なのか」と述べ、米国を非難しました。(ooeiei、森)