北京
PM2.577
23/19
国連中東和平プロセス特別調整官のムラデノフ氏は29日、声明を発表し、情勢の悪化を避けるために、自制を保つようパレスチナ各派とイスラエルに呼びかけました。
この日、ムラデノフ特別調整官は声明を発表し、イスラエル南部がガザ地区からの砲撃をうけたことに懸念を示した上で、「この行為は受け入れかねるもの」とし、ガザ地区情勢の改善を目指して払ってきた国際社会の努力を台無しにしかねないものであると非難、各サイドが自制を保ち、パレスチナ人とイスラエル人の命を脅かす事件を避けるよう求めました。
イスラエル国防軍は29日、ガザ地区に近いエシュコル地区がこの日、20発以上の迫撃弾の襲撃を受けたが、その大部分は防衛システムによって迎撃されたとしていました。現地メディア「イスラエルタイムズ」は、この日、少なくとも迫撃弾28発がイスラエル領内に打ち込まれ、一人が軽傷を負ったとの報道を行っています。
また、この日遅く、イスラエル軍は、ガザ地区のパレスチナ武装勢力の軍事施設に対して、一連の爆撃を実施しました。(朱 む)