北京
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国連は23日、腐敗の防止に関する条約(UNCAC)の採択15周年記念大会を行いました。国連総会のライチャーク議長とグテーレス事務総長のほか、184の加盟国と国際組織の代表が出席しました。会議では、条約のさらなる役割発揮や各国間の実務協力の強化、腐敗の防止と取り締まり対策の実施などについて、話し合いの末合意に達しました。
この中で、中国の代表団は「腐敗の防止は正義の事業であり、各国国民の共通した願いである。それには多国間主義や団結と協力の強化が必要となる。各国は手を携え、全面的に腐敗対策に取り組んでいくべきだ。中国は腐敗の防止に関する国際協力で、国連がリーダーシップを発揮していくことを断固として支持する」と強調しました。
なお、国連腐敗防止条約は、2003年10月に開かれた第58回国連総会で採択されたもので、腐敗の取締りについての唯一の国際的な法律です。中国は2005年に加盟しています。(殷、森)