北京
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朝鮮は24日、北東部の吉州郡(キルチュぐん)にある豊渓里(プンゲリ)核実験場の複数の坑道を爆破、関連施設を撤去して、同核試験場の廃棄を正式に宣言しました。
朝鮮はこの日、2009年から2017年にかけて5回の核実験を行った2号坑道と核実験用に使える2本の坑道を爆破し、観測所、警備部隊駐屯地など十数カ所の地上施設も取り壊しました。朝鮮は、一連の爆破と取り壊しが成功したことを明らかにしました。
この廃棄作業に関して、中国、ロシア、アメリカ、イギリス、韓国からの10社余りの海外メディアで構成される国際記者団が現場を訪れ、取材しました。
2006年10月から2017年9月まで、朝鮮は豊渓里試験場で相次いで6回の核実験を行いました。
今年4月20日に開かれた朝鮮労働党第7期中央委員会第3回全体会議で、2018年4月21日に朝鮮が核実験および大陸間弾道ミサイル試験の中止を発表し、核実験中止の透明性を保証するため、北部にある核実験場を廃棄する決定が採択されました。(Yan、星)