北京
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SNS大手フェイスブックのマーク・ザッカーバーグCEOは現地時間の22日、ブリュッセルで欧州連合(EU)議会の公聴会に出席し、利用者の個人データ流出問題について議員らの質問に答えました。
90分間にわたる公聴会で、ザッカーバーグCEOは12名の議員の質問に答え、その様子は全部ネットで生中継されていました。
ザッカーバーグCEOは最初の発言で、まず利用者の大量の個人データが流失したことについて、対策が不十分だったことについて謝罪しました。
また、今後このような事件が起きる可能性があるかどうかという質問に対して、ザッカーバーグCEOは「今後、より積極的かつ能動的に『セルフチェック』を含めた全面的な調査を行うつもりだ」と回答しました。
なお、「史上最も厳格」とされるEUの個人データ保護法案である「一般データ保護規則(GDPR)」が25日付けで正式に発効しますが、ザッカーバーグCEOはこの法案に関する質問に、「フェイスブックはこの規則を順守したいと考えている。現在この規則に沿う形で調整しているところで、25日まではその作業を終えたいと考えている」と回答しました。(藍、む)