2018「MTA天漠音楽フェスティバル」が開催

北京市中心部から北西に90kmほど離れた河北省懐来県の天漠で、18日から20日にかけて「MTA音楽フェスティバル」が行われました。国内外からあわせて50組のバンドや歌手が出演し、6万人余りの観客がライブを堪能して、大いに盛り上がりました。

MTAフェス（Music、Technology and Art）とは、音楽、テクノロジー、芸術の三分野が融合した国際的な野外イベントです。IT従事者、クリエイティブ業者、音楽ファンが参加し、ニューテクノロジーやモダンアート、ポップスを競合し融合させることで新たな無限の可能性を模索し、業界の壁を越えた発展を目指します。

今回のフェスでは、アメリカ、イギリス、フランス、オーストラリア、アイスランドなど10数カ国からの出演がありました。国外では、アメリカのカリフォルニア州出身で、新時代のR＆Bを代表する1995年生まれのニュー・スターであるケラーニを初め、DJやプロデュース、そしてモデルもこなすマルチな才能の美人EDMデュオ「NERVO (ナーヴォ)」、フランス出身のユニット「NONOTAK (ノノタック)」などによるライブが行われました。また国内では、李栄浩、李健、趙雷などの人気歌手が駆けつけ、花を添えました。

このイベントは2016年に始まり、今年で3年目を迎えます。これまでの形式を打ち破り、中国の新たなスタイルの音楽イベントとしていく予定です。（取材：趙雲莎）