北京
PM2.577
23/19
朝鮮の外務副大臣が、米国に対し、「一方的に核放棄を強要しようとするならば、朝米首脳会談に応じるかどうか再考せざるを得ない」として、来月の朝米首脳会談を取りやめる可能性を示唆したことを受けて、外交部の陸慷報道官は16日に北京に開かれた定例記者会見で、「朝米双方は互いに善意を汲み取るべきだ」と強調し、互いに刺激し合い、情勢の緊張を引き起こすような行動を避けるよう求めました。
陸報道官はその中で「半島問題の平和的政治解決プロセスが重要な機運を迎える中、あらゆる関係国、とりわけ朝米双方は同じ目標に向かって歩み寄り、互いに善意と誠意を示し、首脳会談実現に向けて良好な環境を醸成し、半島非核化の実現と長期的安定のために積極的に努力すべきだ」と述べました。
また、朝鮮が16日に予定されていた韓国との閣僚級会談を中止すると発表したことについても、「現在、朝鮮半島に現れている緩和ムードを関係国は大切にしなければならない。我々は朝韓双方が『板門店宣言』で示された対話・和解・協力の精神に則り、互いに相手側の合理的な関心事に十分な理解と尊重を示し、同じ目標に向かって歩み寄り、相互信頼を積み重ね、関係を改善させていくことを支持し、期待している」と述べました。(ZHL、む)